【これだけ読めば大丈夫!】ティーカッププードルの飼い方やしつけの方法を紹介!

2021/02/26

目次

ティーカッププードルとは?

くるくるふわふわの巻き毛で、まるでぬいぐるみのような姿のトイプードルですが、体の大きさによって名称が変わることをご存じでしたか?

一般的なトイプードル:体高24~28㎝、体重3㎏前後
タイニープードル:体高20~27㎝、体重2~3㎏
ティーカッププードル:体高23㎝以下、体重2㎏以下

このような基準で名称が決まっています。

トイプードルより一回り小さいものをタイニープードル、もう一回り小さいものをティーカッププードルと呼ぶんですね。

ティーカッププードルの性格

ティーカッププードルに限らず、どのサイズでもプードルの性格は基本的に変わらないと言われています。

お利口さんで理解力に優れており、周囲を明るくする陽気な性格の持ち主のため、とても愛くるしい性格だと言えるでしょう。

ただし、その賢さ故にいたずらしてしまったり、興奮しやすい一面もあります。

お利口さんで理解力に優れている一方、その性格が悪い方面にも発揮されてしまうんですね。

チャーミングな一面と飼い主泣かせの一面をもつユニークな性格です。

ティーカッププードルの寿命

ティーカッププードルの寿命は、小型犬の平均と同じで12年~15年と言われています。

しかし、体があまりに小さすぎるために健康面で問題がある場合が多く、寿命まで生きられないことが多いです。

病気にかかることもあるので、病院で定期検診を受けるようにするなど、ずっと健康でいてもらうためにケアが必要です。

日頃から体調面に変化がないか、注意して観察するようにしましょう。

ティーカッププードルの値段

ティーカッププードルの値段の相場は、およそ30万円~40万円くらいです。

日本では子犬の頃の大きさが小さければ小さいほど良いとする風潮があり、個体によっては100万円以上の価格がつけられることもあるようです。

また、ティーカッププードルは毛色によって性格が変わると言われていて、それも値段に反映されるようです。

特に人気なのは黒とレッドです。

他の色の性格が気になる方は、ぜひ調べてみてください!

黒:動じない性格で、ティーカッププードルの中でもとくに利口
レッド:陽気でやんちゃな性格のため、構いたがりの飼い主さんに人気

ティーカッププードルの飼い方

小さくて体の弱いティーカッププードルは、どう飼うのが正解なのでしょうか?

せっかく大金を貯めて購入した愛犬が、早くに亡くなってしまったら後悔しかありませんよね。

正しい飼い方を知っておけばよかった…と思う前に、今ここでしっかり覚えましょう!

覚えやすいように、ティーカッププードルを飼う際に気をつけてほしいことを5点にまとめました。

さっそくご紹介します。

散歩は20分ほど

運動がとても好きで活発な性格なので、1日の散歩は1~2回ほどで1回あたり20分くらいが好ましいです。

他の犬と比べて体が小さいので、20分の散歩と言ってもそこまでの距離を歩かなくて大丈夫です。

散歩中に他の犬や人に会うことができるように、散歩のタイミングは朝と晩にして、車通りの少ない公園があるようなコースを選ぶことをおすすめします

こうして早いうちに社会性を身につけさせましょう!

ケージで飼う

ティーカッププードルの飼い方は、基本的に室内でのケージ飼いが向いています。

ケージの中でトイレをするようにトイレトレーニングをしたら、室内でトイレをしてしまうことが防げますし、失敗するたびにカーペットやラグを洗ったりする手間もないからです。

また、犬は本来、暗くて狭い場所で体を休める生き物です。

お迎えしてすぐは、すべてのものを警戒してしまうので、ケージの中だけは自分の縄張り=安心できる場所だと早いうちに認識させることが重要です。

日光浴がおすすめ

ティーカッププードルはとても小さいので、日光浴などで骨格の成長を促進させることが大切です。

「うちの部屋は日当たりが良いから、外に出さなくても大丈夫」と考える飼い主さんもいらっしゃいますが、基本的に窓ガラス一枚あるだけで骨格の成長に必要なだけの紫外線はカットされてしまいます。

頑丈な体を作るためにも、せめて窓を開けて網戸の状態にしておく時間を作ったり、なるべく日が出ているうちに散歩をすることをおすすめします。

こまめにブラッシング

あの可愛らしいくるくるふわふわの巻き毛は、見た目通り毛玉になりやすい毛質なので、こまめにブラッシングしてあげることが必要です。

生け花で使う剣山がたくさんついたような形状のスリッカーブラシと、人間も使うような物差し状のコームブラシの2種類を使用することで、毛並みが綺麗に整えられます。

スリッカーブラシは皮膚にあたると犬が痛がってしまうので、毛のもつれがとれるように毛に沿って優しく撫でるように使いましょう。

そのあとに毛の流れを整えるよう、コームブラシを使えば完璧です!

転倒に注意

遊ぶのが大好きなティーカッププードルは、遊んでいる間に段差やフローリングで転倒してしまい、骨折や脱臼をしてしまうリスクがあります。

人間からすると全く気にならない段差も、あの小さな体では大きな障害になってしまいます。

また、飼い主が振り向いた際に犬を蹴飛ばしてしまったり、一緒に昼寝をして押し潰してけがをさせたという事例もあります。

安全に飼うためにも、段差やフローリングの安全対策と、人間の不注意によるケガに気をつけましょう。

ティーカッププードルのしつけ方法

ティーカッププードルは、とてもお利口な性格です。

きちんとしつければ、素敵な信頼関係を築けること間違いなしの犬種です。

ただ、お利口な性格故にいたずらをしてしまったり、賢いからこそしつけ方を間違うと大変なことになってしまいます。

そんなティーカッププードルのしつけには、性格を上手く利用するのが良いとされているので、その方法をご紹介します!

遊び好きな性格を活用

人の言葉をよく聴いて行動することができるティーカッププードルには、遊びが大好きな性格を活用してしつけを行うことも可能です。

遊びがそれほど好きではなくて、すぐに飽きてしまう犬だとおやつでのしつけがメインになってしまいますが、ティーカッププードルなら遊びながらしつけできるので、初めて犬を飼う方や、お子さんがいる家庭でもきちんとしつけることができます。

高い場所は登らせない

転倒しただけで骨折や脱臼してしまうことがあるティーカッププードルは、高い場所には登らせないように気をつけましょう。

「高い場所にいいものがある」と認識させなければ、あの体で高い場所に登ることはないかと思います。

それでも万が一に備えて、床にマットを敷くなど安全な対策を行いましょう。

それから、ジャンプなど体に負担がかかる芸は安全対策をした場所で覚えさせるよう注意してくださいね。

甘やかさないようにする

可愛いからと甘やかし過ぎてしまうと、反抗的でワガママな性格になる恐れがあります。

お利口な犬ほど甘やかされることに敏感で、前にやって怒らなかったことを急に「ダメ!」と叱ると吠えて抗議してきたりもします。

そういうことが重なると、無駄吠えや警戒吠えが増えてしまうので、飼い始めた時や子犬の頃からしっかりとしつけを行いましょう。

何事もルールを決めて、早いうちに覚えさせることが重要です。

外へ連れ出す

健康的な骨格形成をできるように、子犬の時から太陽にあたることが推奨されています。

「室内に日当たりのいい場所があるから」と室内ですませるのはやめましょう。

窓ガラスは骨格形成に重要な紫外線を遮ってしまうので、実際に外に出ないと効果を得られません。

体が小さくて移動に時間がかかるため、なるべく犬のペースを大切にしながら他の犬や人に出会うことができるコースを選んでください。

おすすめは朝・晩2回の散歩で、車通りの少ない公園の周りを散歩するとよいでしょう。

まとめ

1.ティーカッププードルは体高23㎝以下・体重2㎏以下のトイプードルの名称
2.お利口さんで理解力に優れており、周囲を明るくする陽気な性格
3.平均寿命は12~15年とされているが、これより短めで、体が弱く転倒しただけで脱臼や骨折をすることも
4.丈夫な骨格を形成するために日光浴と適度な散歩が重要

体が小さくて可愛いティーカッププードルと長く一緒にいるために、いろいろと気をつけなければいけないことが分かっていただけたと思います。

ここで紹介したことに注意して、素敵な愛犬ライフを送りましょう!

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