犬はゴマを食べても大丈夫?ゴマの効果と与える時の注意点とは

2021/12/20

目次

犬はゴマを食べても大丈夫

犬には与えて良いものと悪いものがあり、人が食べれるものであればついつい与えてしまいがちです。

ゴマは人も食べる機会が多く、あまり警戒心なく犬に与えていることも少なくありません。

ゴマには中毒成分がなく、栄養がバランスよく含まれているので犬に与えても特に問題はありません。

しかし、与える際の注意点や与える量には配慮する必要があります。

注意点や量さえ気を付ければ栄養バランスに優れているので、優秀な食材となります。

犬がゴマを食べた場合どのような効果がある?

犬にとってもゴマはおすすめできる食材の一つですが、与えることでどのような効果があるのか知っておきましょう。

求めている効果が期待できるのであればゴマを愛犬に与えてみてましょう。

次に、犬のゴマを与えた際に得られる効果を紹介します。

ゴマ油を与えるとフケ対策になる

ゴマ油を与えることでフケ対策になります。

フケはさまざまな原因で発生し、皮膚の状況が悪ければフケが多くなる傾向があります。

ゴマ油にはオメガ6という成分が含まれており、皮膚の状態を良くする効果があるので、皮膚の健康が悪いことでフケが多くなっているのであればゴマ油を与えれば解消されます。

しかし、皮膚疾患によるフケであればゴマ油の効果でも改善が期待できないため、動物病院で治療してもらいましょう。

そのため、フケが多いのであればまずは皮膚の状態を確認して、極度に荒れていたり、乾燥しているのであればゴマ油を与え、

湿疹などができているのであれば病院に連れていくことをおすすめします。

セサミンでコレステロール値が良くなる

ゴマにはセサミンという成分が含まれており、コレステロールを正常にしてくれる効果が期待できます。

コレステロールがの数値が異常であればさまざまな病気を誘発してしまう原因になります。

そのため、人にとってセサミンを接種することは、健康への近道になります。

しかし、犬の場合はコレステロールの数値が高くても病気になる可能性が極端に高まるわけではないので、人と比べてゴマのセサミンの効果は気にしないことも多いです。

食物繊維が豊富で便秘対策になる

ゴマには多くの食物繊維が含まれています。

ゴマの食物繊維は胃では完全に消化されることがなく、腸まで届きます。

そのため、便秘解消の効果が高く、排泄の回数が少なかったり、排便の量が少ない場合がおすすめです。

人は便秘になってしまうこともあるように、犬も場合によっては便秘になります。

排便の回数を確認したり、お腹を触って張っていないか確認するようにしましょう。

下剤などで無理やり排便させるよりも食物繊維で便秘を解消したほうが健康的でおすすめです。

犬にゴマを与える時の注意点

犬にゴマを与えても問題ありませんが、注意しなければならないポイントがいくつかあります。

注意点を把握せずに与えてしまうと体調を崩してしまう可能性もあるので気をつけましょう。

次に、犬にゴマを与える際の注意点を紹介するので参考にしてください。

アレルギーの危険性

人はさまざまな成分に対してアレルギー反応を起こしてしまうことがあるように、犬にもアレルギー反応を起こす可能性があり、愛犬がゴマアレルギー持ちである場合も考えられます。

ゴマアレルギーの犬にゴマを与えてしまうと下痢や嘔吐体のかゆみなどの症状があらわれます。

そのため、初めてゴマを与える際には少量だけにして、ゴマアレルギー持ちであるかどうかを確認しましょう。

確認せずに大量のゴマを与えてしまうとアナフィラキシーショックを起こす可能性も十分考えられます。

与えすぎはNG

上記でも紹介したように犬にゴマを与えれば栄養バランスを整えることができ、健康には良い食材ですが、与えすぎてしまうと逆に不健康になる可能性が高まります。

よく食べるからといって与えすぎには気をつけましょう。

ゴマは食物繊維でできているので消化が悪く、大量に与えれば消化不良に陥ってしまいます。

ゴマを大量に与えると下痢の症状を起こすこともあります。

あくまでも目安ですが、小さじ1杯程度のゴマが適量と考えられ、小型犬の場合はさらに少なくすることが無難です。

人間用の加工品は与えない

ゴマはそのまま使用することでさまざまな料理のトッピングとして使用することができますが、人間用のお菓子や加工品にも使用されていることも多いです。

人間用に加工されている物はおいしくなるようにさまざまな添加物が使用され、味付けがされています。

そのため、犬に与えてしまうと塩分や糖分の過剰摂取になる可能性が高いので与えないようにしましょう。

その代わりに犬用のお菓子にゴマが使用されているのであれば味付けもされていないので与えても問題ありません。

すりゴマにしてから与える

ゴマをそのままフードなどにトッピングしてしまいやすいですが、すりゴマにして与えるようにしましょう。

そのままのゴマでは消化しづらいので消化不良を起こしてしまうことがあり、下痢をしてしまうこともあります。

すりゴマであれば消化しにくいゴマでも消化しやすくなるため、消化不良を起こしてしまうリスクを下げることができます。

最近ではすりゴマも市販されていることが多いので、そのままのゴマを購入してすり潰すよりも、すりゴマを購入したほうが手間になりません。

まとめ

犬にゴマを与えることで栄養バランスを整えることができたり、皮膚の状態を改善する効果が期待できます。

しかし、アレルギー持ちであればアレルギー反応を起こしてしまったり、消化しにくいことから消化不良になる危険もあるので、与える際には注意しましょう。

この記事を読んだ人におすすめの記事