【これだけ読めば安心!】トイプードルをお風呂に入れる方法と注意点を紹介!

2021/02/02

目次

トイプードルをお風呂に入れる方法と注意点

トイプードルをお風呂に入れる際には注意しなければならないポイントがあります。

お風呂は被毛を綺麗にすることができますが、同時に犬に負担をかけてしまいます。

そのため、注意点を把握せずにお風呂に入れてしまうと時間がかかってしまい、余計に負担が強まります。

次に、トイプードルをお風呂に入れる際の注意点を紹介します。

ブラッシング

トイプードルをお風呂に入れる前に必ずブラッシングを行うようにしましょう。

ブラッシングで毛をとかすことで絡まりをほぐすことができます。

ブラッシングをせずにシャンプーを行っても被毛の奥までにシャンプーが行き届きにくいため、汚れをしっかり落とすことができません。

また、絡まったままシャンプーをすることで被毛を引っ張ってしまうため、トイプードルに痛い思いをさせてしまいます。

ブラッシングをするだけでもお風呂に入れやすくなり、短時間で綺麗にすることも可能です。

シャワーの温度と水圧の確認

シャワーの温度や水圧を確認してから実際にお湯をかけるようにしましょう。

トイプードルに適している水温は35~38℃であり、ほぼぬるま湯です。

人であればぬるま湯ですが、犬にとってはちょうどよい温度であるため、間違っても人と同じように40℃近くの水温でシャワーしないようにしましょう。

また、必ず実際にシャワーをかける前に飼い主自身の手などで温度や水圧を確かめることも大切です。

熱かったり、冷たいとストレスを与えたり、驚かせてしまいます。

プレシャンプー

プレシャンプーを行うことでトイプードルにストレスを与えずに済みます。

体や顔を濡らさずにシャンプーを行ってしまうと皮膚や被毛を痛めてしまうため、必ず体や顔をお湯で濡らしてからシャンプーを行うようにしましょう。

シャワーのかけ方にもコツがあり、いきなりかけてしまうと驚いてしまいやすいです。

そのため、まずは足回りから濡らしていき、お湯に慣れさせるようにしましょう。

足の次はお尻・しっぽ・背中・胸の順でお湯をかけることが理想的です。

肛門腺を絞る

シャワーをかけたのならついでに肛門腺を絞るようにしましょう。

肛門腺とは臭いにおいがある分泌液が出る器官であり、お風呂に入れた後に臭いにおいが出てしまうことを防ぎます。

中型犬以上であれば犬自身が分泌させることができますが、トイプードルのように小型犬の中には自分の力で分泌できない場合もあります。

肛門腺の絞り方はしっぽを持ち上げ、時計の4時と8時の位置にある肛門嚢を押し上げることで分泌します。

肛門腺を絞らないと細菌が繁殖してしまう可能性があるため、定期的に分泌させるようにしましょう。

シャンプー

シャンプーをする前にプレシャンプーで多くの汚れが落ちているため、シャンプーの量も少なめで問題ありません。

直接皮膚や被毛にシャンプー液を垂らして泡立ててしまうと被毛や皮膚を傷つけてしまうため、あらかじめ泡出てておくことをおすすめします。

スポンジにシャンプー液をたらし、泡立てた物を洗面桶などに入れておくとスムーズにシャンプーを行うことができます。

顔周りからシャンプーを行い、体・お尻・足回りの順番で綺麗にしましょう。

顔周りをする場合は目にシャンプーが入らないように気を付けましょう。

洗い流す

シャンプーを全身につけて汚れを落とすことができたら、シャワーで泡を洗い流すようにしましょう。

この際顔から洗い流し、背中・お尻・足回りの順番で行うようにしましょう。

上から順番に泡を流すことで泡が残ってしまうことを防ぎます。

シャンプーを行う際と同様に目や口に入らないように洗い流すことがポイントです。

泡を綺麗に洗い流すことができないと痒みやフケ、皮膚の炎症を起こしてしまう可能性があります。

ゆっくりシャワーをかけることでしっかり泡を洗い流すことが可能です。

リンスを使って仕上げ

シャンプーの後にリンスを使って仕上げることで被毛のコンディションを整えることができ、より綺麗な被毛に仕上げることが可能です。

シャンプーのやり方と同じで顔周りから被毛につけるようにし、同じようにシャワーで洗い流すようにしましょう。

この際に注意しなければならないポイントがあり、リンスは原液で使用しないことです。

原液で使用してしまうと皮膚トラブルの原因になってしまいます。

水やぬるま湯であらかじめリンスを薄めておきましょう。

タオルドライ

被毛を乾かすためにいきなりドライヤーをかけることは効率が悪いため、タオルでしっかり水気をとるようにしましょう。

特に、吸水性に優れているタオルを使用することが好ましいです。

タオルで被毛や皮膚の水気をとる際にはゴシゴシ拭いてしまうとストレスを与えてしまいます。

そのため、タオルを被毛に軽く押さえつけて水気を吸い取るようにしましょう。

足回りや耳周りが拭き忘れしやすいため、注意しましょう。

ここでしっかり水気をとっておくことでドライヤーをかける時間を短縮させることができます。

ドライヤー

ドライヤーをかけることで被毛をしっかりと乾かすことができます。

温度が高すぎてしまうとやけどしてしまったり、被毛を痛めてしまうため、必ず事前に温風の温度を確かめておきましょう。

また、近くでドライヤーをかけるのではなく、少し離してから温風を当てるようにしましょう。

犬はお腹が冷えやすい生き物であるため、まずはお腹から乾かすようにして、足や背中の順番で乾かしましょう。

ドライヤーを使用する際は大きなストレスを与えてしまうため、できるだけ短時間で済ませることが大切です。

トイプードルのお風呂デビューはいつから?

トイプードルはいつからお風呂デビューを行ってよいのかわからない人もいるのではないでしょうか。

子犬の時にお風呂にいれてしまうと抵抗力が低いため、体力が大幅に消耗してしまいます。

そのため、生後6か月以降からお風呂に入れるようにしましょう。

それまでは濡れたタオルで被毛を撫でる程度で問題ありません。

また、予防接種を終わらせておくこともお風呂デビューの目安です。

おすすめはトリミングサロンを利用することであり、社会性を身に付かせることができ、プロが行ってくれるため、安心できます。

トイプードルのシャンプーの頻度は?

トイプードルのシャンプーの頻度は2~3週間に1回のペースが理想的です。

頻繁にシャンプーを行ってしまうと被毛や皮膚トラブルの原因になってしまいます。

逆にシャンプーのペースが遅すぎるとフケなどが蓄積されてしまい、不衛生になります。

フケが長期間皮膚や被毛に付着していると同じく皮膚や被毛にトラブルが起きてしまいます。

しかし、被毛の長さが短かったり、被毛の量が少ないのであれば一か月に1回などのペースを伸ばしても問題ありません。

トイプードルを湯舟に入れても大丈夫?

トイプードル以外でも犬は湯船に入れても問題ありません。

犬は泳ぎが得意な場合が多いため、おぼれる心配も低いですが、必ず目を離さないようにしましょう。

また、水温にも気を付ける必要があり、上記で紹介したシャワーと同じ35~38℃に設定するようにしましょう

そのため、愛犬と一緒にお風呂に入ることはぬるま湯に飼い主が入らないといけないのでおすすめできません。

また、長時間お風呂に入れることは体力を消耗してしまうため、短時間で済ませるようにしましょう。

まとめ

トイプードルをお風呂に入れる際には正しい方法で行う必要があります。

はじめはトリミングサロンなどで行ってもらうことが安心でき、トイプードルもお風呂に慣れます。

お風呂に慣れれば飼い主でもお風呂に入れてあげることができ、気軽に清潔にすることも可能になります。

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